2021年11月
これを書いている11月上旬は新型コロナの感染者数も大幅に減ってきました。
私の住んでいる長野県ですと1週間あたりの平均感染者が10人未満が続いていますので、1日平均1人といった数字で長野県内では現状安全なのかなと思っています。
最近は県外からの観光者も増えていますし、休日の電車は以前よりも混んでいますし、飲食店も賑わっている雰囲気があります。
勿論コロナ前と比べるとまだまだですが、非常に喜ばしい傾向だと思います。
ただ、日本よりもワクチン接種率の高い韓国やシンガポールでは過去最高に感染者が増え続けていますので、もうこれで大丈夫と言える状況では無いような気もしています。
本当にこの状況がずっと続いてくれると良いのですが。
ダーツ界でも少し動きが出始めてきました。
昨年は3月以降基本的にほとんどの大会が中止で、リーグ戦もほとんど開催が出来ませんでした。
しかし、大会も10月くらいから少しずつ開催されるようになりましたね。
ただ、ジャパンは3月が最終戦なので10月から大会を開催できましたが、パーフェクトは12月が最終戦なので9月の時点で今シーズンの判断をしました。
どちらかの団体が良くて、どちらかの団体が悪いって話ではなくタイミングの問題でしたね。
このままの状況が続けばパーフェクトも来年2月からシーズンをスタートさせるでしょうし、逆に緊急事態宣言が再度出される事態になればジャパンも中断もあるでしょう。
この状況でパーフェクトの上位選手がジャパンに移籍しました。
試合は見ていて中々見られない対戦もあり面白いですよね。
パーフェクトに残った選手もチャンスが広がった訳ですから目の色を変えて面白くなるでしょう。ピンチはチャンスですよ!
リーグ戦も来年あたりからの再開が予定されています。
PDJを除くとこれはほとんどがソフトダーツの話なんですよね。
スティールダーツ界もと思うのですが、これがなかなか進まない話なんですよね。
私が役員をしている長野DOの場合ですと2020年の3月に終了したシーズン以降リーグ戦も大会も開催できていません。そろそろリーグ戦を再開と考えてはいますが、どうやって手をつけたらよいものか。
最後のリーグ戦の時点で7チーム2ディヴィジョンでした。これをそのまま開催できれば一番良いのでしょうが、コロナ過で外でダーツをしていない人も大勢いるでしょう。
特に私のように年配者は仕事が終わってから真っ直ぐ家に帰り、コロナ対策で免疫力を上げるために規則正しい生活をおくっていると体が楽なんですよね。それにお財布にも優しいですし。
リーグ戦を再開するからと言って一度離れていたダーツを再びするのかという問題もありますし、リーグ戦をしてくれていたダーツバーとの調整も必要ですし最近ダーツを始めた新規のプレイヤーを取り込む方法も考えなければなりません。
まあ、最低でも4チームからでもスタートできればいいのですが、再び感染者が増えた時にリーグ戦を中断する事は可能ですが中断前に参加をしたくないプレイヤーが出た場合の対策も考えなくてはなりません。
リーグ戦自体のルール、運営方法、参加者の募集方法も考え直さなくてはなりません。私が難しく考え過ぎなのかもしれませんが、リーグ戦で人が集まらなかったら団体運営も出来ません。
2年分団体の年会費ももらっていませんし、そろそろ動き出さないと団体のプール金も底が見えてきています。
チーム数の多い都市部の団体もまた違った意味で問題はありますよね。
ディヴィジョンが多い場合、退会や休会のチームが多い場合はディヴィジョン数を減らす事も考えなくてはなりませんし、コロナの感染者は都市部から増える事が多いでしょうし緊急事態宣言が出されたらダーツバーが営業できませんしね。
速やかな対応が必要となり綱渡り的な運営が要求されるように思います。
大会の開催はそれ以降の話になりますよね。長野の場合は現在は正式な会員が居ないので運営スタッフの確保が難しいですね。年会費もらっていませんし。
元々50人くらいの会員数で、15人近い前日設営のスタッフと10名近い当日のスタッフに協力してもらいましたが、現状このスタッフを集めるのも難しいでしょう。
「もうダーツしていないし」って人もいるでしょうし、もっと多いのが「県外から人が来るんでしょ?」という反応。田舎の人間はそのくらい他県の方に敏感になっていますからね。
それ以上に問題なのが参加人数の問題。当然ですが参加者数は減ると思われます。
以前計算したのですが長野の場合大会を開催した場合の損益分岐人数は70人だったと思います。
最後の開催時の参加人数ですが、JDOサーキットの長野ダーツオープンが160人で、JSFDのサンクションである長野ダーツ選手権が100人。現状だと赤字を出す可能性が非常に高いんですよね。
ただ赤字でなければいいわけではなくて、インターリーグやチャレンジカップの選手の派遣費、評議会や理事会の役員の出張費もここで黒字を出して充てないと年会費等だけでは賄えませんからね。非常にハードルが高くなっているわけです。
PDJのように明確な目的があれば別ですが、元々ソフトに比べてマイノリティなスティールダーツ界で100人以上の人を集めて大会を開催するのはなかなか厳しい状況ですし、人の集まりやすい都市部では会場費等経費の問題で損益分岐人数が多くなるでしょうから二の足を踏む所もあるでしょう。
まあ、なによりリーグ戦を再開できるように仲間と考えたいですね。
先日JSFDの理事会で2022年度はジャパン・オープンもウェスト・ジャパン・カップも開催する事を確認しました。
レイクサイドもワールド・マスターズもWDFの管轄となり、加盟費や選手選抜のルールや条件が以前とは変わったんですよね。
JSFDとしては選手の為に出場枠を多く確保したいところですが、その為には多くのお金が必要となりますのでこのコロナ禍での最善を尽くしたいと思っています。
サンクションに関しては出来ればやりたいとの声は一部ありました。
しかしリーグ戦等の団体活動の再開が先であることに変わりはないですね。
ただ、1月くらいからリーグ戦を始めたいと言っている団体もありましたので、リーグ戦を開催して団体が動き出せばサンクション大会の開催も増えてくるのではないかと思います。
JDOの2022年度の活動に関しては1月くらいに開催予定の評議会で決定されると思います。その時まで今のような状況で感染者が抑えられていると、すんなりと活動再開となると思うのですが。
その先駆けとして数日前に約1年9ヶ月振りにダーツの練習をしてきました。はい、私の場合リーグ戦の前にダーツを投げるところからのスタートです。
2年くらい前から練習では投げられるのに、大会やリーグ戦ではイップスがひどくて右手では投げられず左手でダーツをしていたんです。
このコロナ禍を右腕のお休み期間に充てようと全くダーツを投げずに過ごしていました。
それに仕事が終わり家に真っ直ぐ帰る生活に体が慣れてしまいましたからね。
2年間右手で投げていませんでしたが、ダーツの動画は見ていますし理屈が頭の中にありますから「ダーツはこう持つ?」「構えるのはここ?」「テイクバックはこんな感じ?」などと考えてしまいます。
それが一番良くないんですけどね。いやー、入りませんね。「狙うってどういう事?」「同じ動きなんか出来ないよ!」「何でそこに飛ぶの?」まあ???ばかりです。
1時間ほどソフトダーツを投げましたが、カウントアップで500点を超えたのは1度だけ。いや、本当に0からのスタートです。これでも昔は1000点は出せたんですけどね。今となっては自分でも信じられませんが。
昔ほど時間は取れませんが、リーグ戦再開の活動とともに練習に時間を割かないとなりませんね。楽しくなかったら団体運営のエネルギーになりませんからね。